国連特別調査官:中国で拷問は一般的

【大紀元日本9月26日】国連の拷問問題の特別調査官マンフレッド・ノーワック氏は21日、中国での拷問問題は一般的に行われ、反体制者や法輪功メンバー、少数民族などが拷問の対象になっていると報告し、「彼らは危険な状況に置かれている」と緊急性を指摘した。

ノーワック特別調査官は昨年11月21日から同年12月2日まで、中国現地で調査を行い、中国国内で人権状況調査を実行できた初めての国連調査官である。同調査官は21日、国連人権理事会の大会に報告書を提出、中国において、拷問は自白の強要、懲罰、洗脳の方式として(監禁施設で)普遍的に使用され、拷問被害者のための申し立て制度がまったくないと報告した。

9月22日の記者会見で、ノーワック特別調査官は、中国国内において、強制労働収容所や、監獄、拘留所などの監禁施設で、最も非人道的な拷問が日常的に行われていると指摘、「反体制者への強制洗脳をもっとも注視している。その目的は人格の改造、意志を破壊させるため」と発言した。

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