中国広州:交通事故取材で記者8人、警察の暴行受ける
【大紀元日本10月4日】フランスに拠点を置く「国境なき記者団」は9月26日、広州の地元記者8人が交通事故を取材する際に、警察当局からの暴力を受けたことを明らかにした。
それぞれ、「羊城夕刊」「南方テレビ局」「新快報」および「南方都市報」に所属している8人の記者によると、記者たちは現場に駆けつけた時点から、私服警察および交通管理警察に阻止され拘束されたという。記者たちは暗い部屋へ連れられて、ひどく殴打された上、取材用の器材はすべて押収されたという。当局職員は、怪我を負った記者を現場に残させ、南方都市報の記者だけは、足に釘が刺さったため、病院へ運ばれた。
国境なき記者団は、広州の地元メディア関係者から今回の情報を入手したという。中国共産党(中共)のメディア、英字紙「中国日報」もこの事件を報道し、3人の記者が軽傷を負い、カメラなどの機材は掴みあいの中で壊されたという。
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