広東省:順徳村民が座り込み、締め出しを受けて衝突

【大紀元日本10月19日】蘋果日報(Apple Daily)の報道によると、土地売却資金を官員に横領されたことに不満を持った広東省順徳杏壇鎮村民が、先日、村民約800人が公安の妨害を避け、夜中に分散して出発、広州に向かい、広東省政府の汚職と腐敗を抗議する座り込みを行った。しかし、15日夜、2000人近くの公安及び機動隊により駆散され、あるいは順徳に送還された。その後、警察、民衆との間で再度衝突が発生し、村民数十人が負傷、2人が危険な状態にあるという。

報道によると、警察、民間の衝突が発生した後、16日、当地は白色テロの状態に陥り、公安が村の到る所で人を逮捕した。逮捕された者には、10人余りの村民代表が含まれ、このうち2人が郷人民代表大会の代表であった。同日午後、この事件を受け、村民2000人余りが杏壇公安分局と杏壇鎮政府を包囲し、当局に釈放を求めた。夜になっても村民数百人が集結しており、現場を離れる気配はなかった。

関連記事
1月初めから中旬まで、中国各地で数万人を超える大規模な抗議デモが相次いでいる。トラック運転手の新制度抗議やタクシードライバーのストライキ、土地を失った農民の保障要求など、訴えの内容はさまざまだが、警察は多くのケースで暴力をともなう強制解散や逮捕を行った。
【大紀元日本6月13日】四川省巴中市で8日、警察官による暴力事件が発端で、市民1万人と警官隊との衝突事件が起きた。衝突は深夜1時まで続き、多数の負傷者が出た。ラジオ・フリー・アジアが報じた。 8日夜、
6月6日、双橋区の住民数千人が大足県との合併に反対するデモを行った。当局は機動隊を出動し弾圧した(ネット写真)【大紀元日本6月12日】四川省重慶市大足区で6日、数千人に上る抗議デモが発生した。当局は数
 【大紀元日本5月3日】四川省重慶市江北区魚嘴鎮の楼房村で4月20日、現地政府による土地収用をめぐって警察が村民に暴行を加え、村民30人以上が重軽傷を負う事件が発生した。半数を超える20人以上が重傷で
 【大紀元日本1月29日】6千人の従業員を抱える深セン東道物流公司(DDS)の支社がこのほど、相次いで倒産し、多くの失業者が未払いの賃金を求めて各地でデモを起している。25日には広州市東莞地区の従業員