中国四川:土地強制収用問題で大規模衝突
【大紀元日本10月22日】10月20日午前11時30分ごろ(北京時間)、自貢市紅旗郷大岩村の農民が警察と再び衝突が起きた。地元当局は、200人の警察を出動し、建築施工を阻止する農民達に対して暴力を振るい、強制連行した。情報筋によると、十数人が逮捕され、数人がけがを負い病院へ運ばれたという。
目撃者によると、20日午前、当局が強制収用した農民の土地開発現場で、施工業者側が工事に着手しようとした時に、たちまち200人ほどの農民が集まり、工事を阻止した。通報を受けた警察は、数十台の車にて約200人が現場に駆けつけた。のち、地元政府職員および施工主が現場に到着してから、道路を封鎖し戒厳した。目撃者によると、集まった人数は最多千人もいたという。
情報筋によると、施工業者側が、先にコンクリートやレンガなどで農民を殴り、衝突を引き起こしたという。しかし、到着した警察および政府職員は、農民が殴打されているのを無視し、反対に仲裁しようとする農民を逮捕したという。
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