北朝鮮の核実験について、中国当局の行動の裏を分析

【大紀元日本10月23日】北朝鮮の核実験が発生してから、世界各国が問題の対応に取り込んできた。国連での制裁決議案の可決や、米国ライス国務長官の関係諸国の歴訪、中国当局の行動的な動きなどが多いに注目されてきた。それについて、専門家らは、中国当局の裏の顔を分析した。

ワシントン・ポスト紙=北朝鮮の核実験は中国当局の問題

ワシントン・ポスト紙のコラム作家エプル・ポーマン氏はこのほど同紙にて、「これは中国当局の問題」と題する評論文を公表し、『中国当局は北朝鮮の核実験を「完全反対している」が、本心で北朝鮮を制裁するであれば、ピョンヤンとのすべての貿易を中止するだけでことが済む。それに、北朝鮮と近隣するのは中国であり、本来ならば、中国が最も北朝鮮の核脅威を受ける国である。そのため、今回の核実験は米国の問題ではなく、中国当局の問題であるのだ。そのほかにも、北朝鮮は中国との国境付近で、核実験を行ったため、中国が受ける核汚染のリスクも一番高い』と指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。