ロシア、市長選候補者銃殺される

【大紀元日本10月25日】ロシア東部地区のダリネゴルスク市長選挙の候補者フトヤノフ(Fatyanov)氏が、選挙直前に暗殺された。そのため、すべての候補者は立候補をやめ、選挙は来年の春に延期された。

フトヤノフ氏は19日、現地の選挙委員会の門前で銃殺された。プーチン大統領の駐極東地区の代表イザコフ(Izhakov)氏は24日から、本案件の容疑者調査の陣頭指揮を取るという。本件の責任を負わされ、現地の警察局が懲戒免職された模様。

事件後、その他の候補者は殺しのターゲットをされるのを恐れ、全員が選挙からの撤退を宣言した。このため、現地の選挙委員会は選挙を来年の春に延期した。現職の第一副市長が市長代理を務めることになった。

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