中国浙江省湖州市:5000人の大規模集団抗議、行政府庁舎を破壊
【大紀元日本11月3日】情報筋によると、10月29日夜、浙江省湖州市織里鎮で、大規模な集団抗議が発生し、5000人ほどの民衆が地元政府当局へ押し寄せ、窓ガラスや机などを破壊し、翌朝午前4時頃まで抗議を続けたという。公安局長は、頭部を負傷し、省長の車両が破壊されたという。
浙江省民主活動家・范子良氏は「1万人が抗議活動に参加したとの説もあるが、あまりにも多い抗議者に圧倒されて、当直の公安警察は人数が少なく、終始鎮静の行動は取れなかったようだ」と説明した。また、織里派出所は本紙の問い合わせに対して、同事件は事実であると認めた上、大量の武装警察が地元に進駐したこと明らかにした。
織里鎮はここ1ヶ月間に2度も大火災が発生したが、当局は十分に対応せず、内情を隠蔽し、虚偽を報道し、住民に対して事故対策を怠ったことが今回の抗議事件の導火線になったという。
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