第9回いけばなインターナショナル世界大会 東京で開催

【大紀元日本11月4日】第9回いけばなインターナショナル世界大会は、10月27日~30日東京都新高輪プリンスホテルで社団法人いけばなインターナショナルの主催により行われた。高円宮妃久子殿下は名誉総裁としてご出席され、小泉前総理もゲストとして出席した。出展作品は285件にのぼり、各流派のお家元だけではなく、世界各地の40近いの国々から1000人ほどの会員が参加し、美しい作品が会場を華やかに飾った。3日間にわたり盛大に行ったイベントに延べ1万人の参加者が会場を訪れた。

社団法人いけばなインターナショナルは1956年「花を通じての友好」をモットーに、米国人エレン・ゴードン・アレンにより設立され、今年は創立50周年を迎えた。いけばなとそれに関連した日本の文化・芸術の紹介を通して相互理解と友好を深める活動を初めて英語で行うNPO文化団体であり、56カ国・地域の163支部に、約8500名の会員を有している。世界大会は5年に1回日本で行われる。

小泉前首相は大会で祝賀の意を表し、「いけばなの精神がこころを大切にすることにある」と強調した。(大紀元)

小泉前首相は大会で祝賀の意を表し、「いけばなは日本特有の伝統的文化であるが、芸術の国際化に伴い、いまではいけばな芸術もグローバル化した」と語り、さらに「いけばなの精神がこころを大切にすることにある」と強調した。

一方、日本郵政省は、社団法人いけばなインターナショナルの創立50周年のために、記念切手を発行した。

韓国の会員たち(大紀元)

オーストラリアから来た会員。当会の古い会員であると説明し、いけばなを愛し、今年までの9回の大会にすべて参加したという。しかし、今年は出品していないという(大紀元)

インドから来日した会員たち(大紀元)

閉幕式にて、会場でいけた大型いけばな作品(大紀元)

閉幕式にて、会場でいけた大型いけばな作品(大紀元)

閉幕式にて、各流派の一部の家元が会場で行った巨大いけばな作品(大紀元)

真派青山流 煎茶礼法青山流 家元 青山会主幹 上條香月 (大紀元)

記者呉麗麗 撮影 報道
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