台湾「倒扁運動」:台湾メディアまで浸透する中共、内乱を扇動
【大紀元日本11月4日】台湾の陳水扁政権の退陣を要求する「倒扁運動」は、8月の始まりから10月の終わりまで3ヶ月が経過、参加者を赤い服で運動のマークとさせたこの「紅潮」運動は、最初の平和主張から暴力論調に切り替え、運動を指揮役である台湾の親共派メディアは更に群衆動乱論まで主張した。今回の「紅潮」運動の背後で、中共当局は台湾メディアを利用し、デモ運動の指揮・監督の役を演じ、台湾内部に対立を煽動、台湾の自由民主環境を破壊しようとする見方が浮上している。
運動の指揮者・監督を演じた台湾メディア
今回の倒扁運動では、台湾メディアは事件に関与しただけではなく、この運動の指揮者および監督まで演じることになった。暴力手段を呼びかけている親共派は少なくない。大陸の政府側の学者が公に力で陳水扁総統を打倒する呼びかけをし、台湾・香港の親中派メディアおよび中共メディアもその勢いを助長している。
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