ウィキペディア中国語版復活、敏感用語は検索できず

【大紀元日本11月18日】英国BBC放送中国語ネットによると、ウィキペディア百科事典の中国語版が中国で1年あまりにわたり閉鎖された後、11月16日に検索ができるようになったという。しかし、「六四天安門事件」などの中国共産党(中共)政権にとって政治的に敏感な言葉は検索できないという。メディアウォチャーの国境なき記者団(本部=パリ)はウィキペディアの中共に対する不屈の姿勢に賛同を示した。

報道によると、アクセスができるようになったウィキペディア百科事典の中国語版は、政治と無関係の言葉なら、検索できるという。しかし、中共当局に禁止されている「六四天安門事件」などの言葉は依然として検索できない状態であるという。また、2005年10月に閉鎖されたウィキペディア百科事典を、中共当局は何故回復させたのかについては不明であるという。

一方、言論・報道の自由を擁護する国境なき記者団(本部=パリ)は、中共当局の強権に対して、ウィキペディア創設者ジミー・ウェールズ氏は辛抱強く待つ方法を取ったことに賛同した。このことから、外国企業であっても、自身の立場を堅持していれば、北京当局も最終的に譲歩せざるを得ないとの見解を示した。

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