フランス大統領選、社会党史上初女性候補=ロワイヤル氏

【大紀元日本11月21日】来年4月の仏大統領選の公認候補に、左派の主要政党・社会党は11月17日、セゴレーヌ・ロワイヤル(53)氏が選出されたことを明らかにした。党内で行われた候補選出の中で、対抗相手のストラウス・カーン氏およびファビス氏より予想以上の得票数であったという。ロワイヤル氏は仏主要政党において史上初の女性大統領候補者となり、仏初の女性大統領の可能性も出てきた。

*ロワイヤル氏の支持基盤

国会議員であるロワイヤル氏は昨年11月に2007年の大統領選に出馬する意向を示してから、彼女に対する非難は党外からではなく、党内のベテラン議員であった。ロワイヤル氏はこれまでに環境大臣、学校教育の担当大臣、就業・家庭・児童担当大臣を務め、最高のポストはポワトゥ=シャトラン地域圏議会議長(数省を含む)だった。このことから、一部の関係者は、ロワイヤル氏は国際問題および国政全体的統治において経験不足であることから、経済やUE国防等の重要問題政策は不明であると見ており、また、女権主義や見かけ倒しであると非難の声も出ているという。これに対して、ロワイヤル氏は記者に対して、人々が何を求めているのかを把握していると明らかにし、十分に自信のある姿勢を見せた。

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