山東省済南市張庄村で警察、民衆が激しく衝突=RFA

【大紀元日本11月24日】先週、山東省済南市張庄村の村民千名近くが、政府から補償として提供された家屋が手抜き工事であったこと、及び権利活動を行った村民代表が逮捕されたことから、村政府オフィスを包囲するとともに、官員を軟禁した。警察が現場に駆けつけ、鎮圧を行う際に流血を伴う衝突が発生した。衝突において、30名余りの村民が負傷し、7名の農民が逮捕され、公安は、現在もなお、村民代表を取り調べている。ラジオ自由アジア(RFA)の李建軍・記者が取材報道した。報道内容は以下の通り。

当地政府は、土地収用を行った後に補償として建設された家屋が手抜き工事で、構造上深刻な問題が発生し、倒壊の危険があったほか、今年8月に警察と民衆が衝突した際、村民に承諾した医療費を支払っておらず、村民はこれに不満を持っていた。村民は抗議を続け、当地政府に対し、彼らの訴えに対し適切に対応をするよう求めた。

RFAの取材を受けた張さんの指摘によると、今月4日、村民代表の二人が、突然、社会秩序を攪乱した罪で逮捕された。翌日、千人近くの村民が村幹部を包囲するとともに、当地官員2名を軟禁し、政府に対し、逮捕された村民を釈放するよう求めた。

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