上海:突然の空港閉鎖、軍事演習や汚職幹部追跡などの憶測飛び交う

【大紀元日本12月5日】上海の浦東国際空港と国内線の虹橋空港は1日午後、4時間にわたり閉鎖した。50機あまりのフライトが中止となり、香港や、北京などの各地から上海行きフライト数十便が隣接する杭州と南京の空港に着陸した。関連当局から詳しい説明がない中、様々の憶測が飛んでいる。汚職高官・陳良宇の関係者を追跡するためとの説も浮上した。博訊ネットが報じた。

当日は晴れだった。上海市政府は、「今回の空港閉鎖は航空交通量をコントロールするため」と公表したに留まり、更なる説明を避けた。民間の航空会社を主管する中国民航総局も、本件についてのコメントはない。空港関係者も取材で原因説明を拒否し、2点xun_ネ降は通常通りに運行すると示した。

香港メディア「鳳凰衛視」の報道によると、今回の空港封鎖は、ここ数日間杭州湾で行っている軍事演習のためだという。情報筋からは、上海の元書記・陳良宇の汚職事件の関係者を追跡するためとの説が流れている。浦東国際空港の航空指令センターの匿名幹部から寄せられた情報によれば、今回の空港閉鎖は空港側の問題ではなく、中央軍事委員会の命令であり、その内容は国家秘密だという。

日本航空(JAL)広報関係者は、中国側は1日から3日までに空域管制を実施すると事前通知したが、詳細な説明は無かったことを明らかにし、当日に浦東国際空港に着陸する予定のJALの旅客機と貨物機それぞれ一便が東京に折り返したと公表した。日本のその他の空港から上海に向かうフライトは、ある程度の影響を受けたもよう。

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