韓国:首都移転、新首都名「世宗」に決定

韓国の韓明淑・国務総理が率いる「新首都建設推進委員会」は12月21日の会議で、韓国の行政首都を現在の北部寄りのソウルから、中部の「忠清南道」へ移転することに決定し、新首都の名前を「世宗(Sejong)」に決定したと発表した。

韓国「新首都建設推進委員会」の関係者によると、新首都名を「世宗」に決定した理由として、まずは発音がはっきりしており、英文名も簡単明瞭で、国際感覚に満ちていることである他、字の意味から「世界のトップ」を示していることであるという。

さらに、韓国「朝鮮王朝」第四代の王が「世宗大王」と呼ばれており、世宗大王が執政期間において、現代の韓国文字を創造し、多くの建設を成し遂げたことによって、韓国人に民族の自信をさらに高めたいということも決定の理由の1つであるという。

韓国の行政首都移転の方針は盧武鉉(ノ・ムヒョン)韓国大統領が打ち出したもので、移転計画は2030年に完成する予定。

関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明