新唐人・新年祝賀祭:バンクーバー公演、各界から絶賛

【大紀元日本1月8日】米国に本拠をおく新唐人テレビ局が主催し、日本を含む世界30カ都市で公演を行う「2007年全世界華人新年祝賀祭」(主催・新唐人テレビ=本部・ニューヨーク)のカナダ公演が3日、バンクーバーで開かれ、世界ツアーの幕を開けた。カナダ政府関係者、在バンクーバーの各国大使館領事、メディア関係者、協賛企業代表など約70人の来賓が開演前のレセプションパーティーに参加し、ステージを鑑賞した。来場したカナダ議会議員、壮麗なステージに感動し、世界を巡回する一大イベントを絶賛した。

新民主党(NDP)のピーター・ジュリアン(Peter Julian)議会議員は今回の祝賀祭に参加するために、休暇を切り上げケベック州から飛行機でバンクーバーに戻ったという。ジュリアン議員は大成功であるとし、音楽、踊り、振り付け、アレンジなどあらゆる面において、それぞれの演目も素晴らしかったと賞賛した。「これまでに見たことのないショー」と驚嘆した。

華人コミティーで何年も勤務していたブリティッシュ・コロンビア州のラジ・チョーハン(Raj Chouhan)議員は、今回のステージで中国伝統価値である「忠・孝」「家庭」などの演目を見て「本当の中国の伝統文化芸術とは何かが初めて分かった」と語り、すべての演目が非常に純粋で美しいし、内容もわかりやすいことから、「これらの芸術を是非カナダ社会へ広げたい」と語った。

ロブ・アンダーズ保守党議会議員(右)と大紀元時報英文版スタッフのアンドラ・ヘイリーさん(何清心/大紀元)

ロブ・アンダーズ保守党議会議員は、はるばるカルガリーからバンクーバーまで飛行機で朝一番に到着したという。アンダーズ議員は演出された内容から、これまでに中国共産党(中共)とまったく異なった視点から中国の歴史を解釈していることが分かり、非常に重要なことであると述べた。アンダーズ議員はまた、それぞれの演目から、修煉文化の中身が感じられ、今後も毎年の公演を楽しみにしていると述べた。

オーウェン・ステファン自由党議会議員は、文化は社会にとって非常に大切なものであるとし、今回の祝賀祭の演出内容はさらに、重要な部分である家庭と文化の2つを1つに融合したのだと賞賛した。

シマ・ホルト前国会議員は、自ら十数枚のチケットを購入し、友人たちに配り、公演を観覧した(何清心/大紀元)

シマ・ホルト前議会議員は、自ら十数枚のチケットを購入し、友人たちに配り、一緒に公演を観覧した。ホルト氏は、特に「天安門広場よ、教えてください」の曲と歌い手・楊建生さんの高いレベルの歌唱力に感動したという。

バンクーバー教育局の李松・副局長は子供たちも演出内容が気に入ったと聞き、喜んでおり安心した様子(何清心/大紀元)

バンクーバー教育局の李松・副局長は、バンクーバーは移民都市であるため、多くの子供は移民の子孫であると指摘し、子供達に中国伝統文化を知ってもらて理解してもらうことは非常に重要であると主張した。子供達にさらに良い影響が受けられるように、李・副局長は教育局の内部報告会で今回の公演の話を取上げると述べた。

バンクーバー駐在のハンドレン・ラロシェ仏領事は、領事に就任して3ヶ月しか経っていないこともあり、是非今回の全世界華人祝賀祭で家族と共に中国文化の理解を深めたいと語った。

また、大塚聖一・日本総領事夫妻も来場し、大塚総領事は公演の内容は深い文化内容が盛り込まれた精巧で美しいものだったと賞賛した。大塚夫人は、歌のメロディや日本でも人気を呼んでいる中国の伝統弦楽器の二胡を絶賛した。

カナダの主流メディアCBC、CTVのほか、インド・韓国など海外メディアも参加し、賑わいをみせていた。また、TDバンク・フィナンシャル・グループ、ポルシェのカナダ販売部などの協賛企業、ブリティッシュ・コロンビア州医療スタッフ労働組合の会長なども来場し、公演プログラムを楽しんだ。

(記者・何清心/廖青)
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