四川省少女惨殺事件:県委員会書記・停職処分

【大紀元日本1月22日】四川省大竹県のホテルで起きた女性従業員輪姦死事件の反響があまりにも大きいことから、同省当局は21日、事件処理が不適切であったとして県委員会の王偉・書記停職処分、民衆の怒りを鎮めた。同日午後、ホテル周辺で抗議している人たちが徐々に解散し始めたが、現場は依然混乱しているという。

莱仕徳(ライシーダ)ホテルで先月29日、15歳の女性従業員が現地の官吏3人に強姦され死亡した嫌疑がかけられている。同ホテルが半年前に開業してから3人目の強姦されて死亡した女性従業員であるという。

事件発生後、当局は真相事実を隠蔽している。事件の顛末が最初に伝えられたのは12月31日。しかし、当局は情報を閉鎖したため、情報が外部にすぐには伝わらなかった。

1月17日、事件に詳しい人がインターネットの掲示板で書き込んだため、情報が広がった。激怒した民衆約1万人近くがホテル前の新華広場に集まり抗議した。しかし、当局は警官数千人を動員し抗議者らを制圧した。

同事件はインターネット上で広く伝わり、多くの関心を集めたため、20日から、中国メディアも報道し始めた。報道によると、県委員会の王偉・書記は事件処理が不適切であったとして停職処分を受け、ホテル経営に係わる現地の警察署の徐という所長は「双規」を受けたが、ホテルの職員劉持坤・容疑者は強姦罪の嫌疑をかけられ、刑事拘留されている。

「南方都市報」の報道によると、死亡した少女の父親・楊万国さんは、劉持坤・容疑者は本当の犯人ではないと疑っているという。また、楊氏家族が未だに病院からの検死報告をもらってないという。

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