英国:七面鳥2600羽突然大量死、鳥インフルエンザ(H5N1型)感染確認

【大紀元日本2月4日】英国イングランド東部・サフォーク州の農場で、七面鳥2600羽が突然死し、欧州会議委員会は、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)の感染であることを発表した。英国環境食品および農村地方事務部は、付近の農場の七面鳥16万羽の処分を予定しているという。ここ10ヶ月内で、英国イースト・アングリア地域における鳥インフルエンザ感染事件は、今回が2度目。

海外メディアによると、サフォーク州の農場では、1月30日に七面鳥71羽が死に、31日に186羽、2月1日に860羽、2月2日に1500羽が相次いで死んだという。英国環境食品および農村地方事務部は2日に、七面鳥の検査結果がH5型ウイルスに感染したと発表し、さらに、3日に、欧州連合(EU)家禽食肉交易標準幹部は、さらなる検査分析結果から、大量死の七面鳥はすべてH5N1型に感染したことが確認されたと発表した。当局は農場から半径10キロメートル範囲内を防疫区として設けたという。

昨年5月、イングランド東部・ノーフォーク州の一部の農場でH7型鳥インフルエンザ感染が発生し、5万羽の鶏が処分された。又、同年3月に、死んでいる野生の白鳥がH5N1型ウイルスに感染していることが確認された。

鳥インフルエンザの関連ウイルスは計15種類があり、内のH5型とH7型は致死性ウイルスである。H5型ウイルスの場合は9種類の異なる存在形式になっており、一部は致死性だが、一部は無害である。もっとも注目されているのが人間の命まで奪う高病原性鳥インフルエンザH5N1型ウイルスである。

専門家は民衆に対して、感染しないために、鳥インフルエンザに感染した鳥類、特に鳥類の糞便と接触しないよう呼びかけた。

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