香港風水師が「亥年」を予測、易卦「火水未済」

【大紀元日本2月21日】香港の風水師がこのほど、本「亥年」の易卦を占断し、「全地球規模で、紛争、不安、天災などが頻発、株式市場も乱降下するだろう」と予測した。春節に当たり、占い好きの人たちは、算命師、風水師などの元に馳せ参じたり、今年の運勢を占う大量の「予言書」を買い付けたりしている。

中国の算命学では、地球の五行「金、木、水、火、土」が互いにバランス配合を変えながら、宇宙を支配していると信じられている。

香港の風水師・慮恒立氏によると、今年の易卦は「火水未済」と占断され、「世界中で紛争が見られ、平穏でない一年になる」という。慮氏によると、この卦は、2002年9.11同時テロ以来の不吉なもので、「戦争、暴動などの他、銃器による殺人事件なども頻発する。ある国家では政権が転覆することもあるだろう」と予測した。

農暦では、60年が1サイクルで「還暦」を意味する。ちょうど60年前の「亥年・1947年」には、米国のトルーマン大統領が旧クレムリンに対し「反共産主義」を標榜、これに対しソ連が米国の核弾頭に反発して、軍拡の冷戦時代に突入した。この時も、「水」の上の不安定な「火」がこれを導いたという。