中国:行政府、補助金乱用 失職者千人が病気に感染
【大紀元日本2月27日】北京に直訴にやってきた黒龍江省生産建設兵団の失職(下崗)者4人が明らかにしたところによると、政府が彼らに再就職のための補助金を支給したが、このお金を使って当地政府が低価格で140万頭の羊を買い、これを高価格で彼らに販売した。その結果、検疫が不十分であったことから多くの羊が病気に罹っており、これによって千人もの失職者が、人畜共通の感染病であるブルセラ病に感染した。当地政府は、この情報を2年に渡って封鎖し続けていた。
中国天網人権事務センターは、先週水曜日、譚憲坤、余満蘭、魏国屏、呉文玉ら北京に直訴にやってきた黒龍江生産建設兵団の失職者が暴露した情報を引用し、次のように述べた:中国政府が国内の失職者の再就職のために巨額の資金を支給しているが、黒龍江生産建設兵団の失職者が得られるのは、1人わずか56000元であった。当地政府はこの補助金を使、140万匹の羊を1頭160元で購入し、これを1頭285元~385元の高価格で売却し、これを彼らの再就職に向けた補助とした。RFAが把握した情報として、建設兵団の労働者1人当たりに18・9頭の羊が与えられたという。
RFA記者は、先週木曜日に中央紀律委員会に直訴して馬家楼に連行された譚憲坤に電話取材を行った。彼は次のように語っている。
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