上海の高校生、半数がアメリカ人か日本人になりたい
【大紀元日本3月9日】「仮に国籍を選ぶチャンスがあったら、どの国を選びますか」と1152人の上海の中高生にこの質問をしたところ、高校生の36・9%はアメリカ籍を選び、14・9%は日本籍を選んだ。中学生の3割は外国を選んだ。同調査を実施した「大中小学民族意識調査」の責任者・復旦大学社会学教授于海氏は、学校での中国伝統文化教育の不足と家庭影響がこの不都合な結果となった原因であると分析している。
この調査は復旦大学社会学学科と市道徳教育署の下で実施したもの。報道によると、調査を受けた550人の高校生は5割あまりが他国籍になりたいという結果を得た。調査を受けた中学生602人では、59%の学生は中国人を選んだ、13・1%はアメリカを選び、6・8%は日本を選び、11・5%はその他の国を選んだ。外国人になりたい中学生は3割も占めた。
一方、同調査では、4割の中高生が中国の旧暦の祝日に関してまったく知らないことがわかった。最も好きな祝日という質問では、クリスマスが第3位となった。一部の学生が、英語の重要性は母国語以上だと考えているという。
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