【漫画(MANG)往来】オンリーワン『諸星大二郎』②

【大紀元日本3月16日】

第一話 黒い探究者

『妖怪ハンター』の連載は1974年、週刊少年ジャンプで始まった。単行本初版が1978年である。単行本の扉を開けると物語の主人公・稗田礼二郎が、旅烏のスーツケースを右手に持ち、ズボンのポケットに左手を少し突っ込んで、真っ直ぐに立っている。第一話・黒い探究者の扉絵に凛々しく描かれた。

センター分けの漆黒の長い髪が後ろに微かになびき、眼光は何かを見据えて鋭く真正面に放たれている。黒いネクタイを初めての少年がそうするように礼儀正しく締め、清潔な真っ黒いスーツ姿をキメ込んで、全身黒ずくめの出で立ちで登場する。足元も黒い革靴でまとめられた。郷に入れば、郷に従って妖怪世界にアプローチしなければ、身の安全は保障しがたい。妖怪が実在すると確信するからこそ着想した、メディウム(異世界同士を媒介するもの)のスーツなのである。妖怪界のフィールド調査をライフワークと決断した、出生不明の窺い知れない異色の主人公の誕生だった。

▶ 続きを読む
関連記事
新品の衣類には、染料、しわ防止加工、防水・防汚加工などの化学物質や、保管・試着時の汚れが残っている可能性があります。肌トラブルを防ぐため、着る前に洗う習慣が大切です。
歩行は、前頭葉や小脳、頭頂葉などが連携する高度な動作です。歩く速さ、歩幅、腕の振り、方向転換の変化は、認知症やパーキンソン病などの早期サインとなる可能性があります。
生産性を重視する社会では、休むことを無駄や甘えのように感じがちです。しかし休息は、努力の報酬ではなく、人生を味わい、人とのつながりを取り戻す大切な時間です。
スマホやパソコンで目を酷使する現代。80歳を過ぎても老眼鏡なしで小さな文字を読む中医学医師が、目を守る習慣を紹介します。
筋トレ初期の筋力向上には、筋肉の成長だけでなく神経系の適応が関わります。視覚化や自己暗示、使う筋肉への集中が、脳と筋肉の連携を高める可能性があります。