発がん性物質含有タオル、広東・台湾当局警戒
【大紀元日本3月28日】広東省のメディアは3月25日、浙江省、河北省石家荘などの地区で、広東省広州へ大量に流通している強い発癌物質を含有する低価タオルを発見したことを報道した。中国大陸製のタオルはここ数年間、低価格で台湾への輸出が増大していることから、国民の強い関心が寄せられた。
広州「南方日報」によると、広州市の問屋街から各織物製品が出回っているが、「有毒」タオルは主に地元のスーパーおよびデパートへ流通しているという。
報道によると、広州市沙河街一帯は大型ファッション、タオル等織物製品の問屋街であり、広州市内の多くのスーパーやデパートがここから織物製品を仕入れているという。一方、タオルの価格は、もっとも安いのは1枚0・7元(約10円)で、もっとも高いのが1枚4~5元(約60~76円)である。しかし、価格差によって品質の差も目立ち、その中に、1元のタオルの場合は、何の標識もなく、タオルから刺激臭が放ち、表面が粗く、厚さが足りないため、光に当てると大小異なる穴が見えるという。
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