中国:若者の死因トップは自殺

【大紀元日本4月5日】中国政府メディアの報道によると、中国若年層の死亡原因で最も多いのは自殺であるという。

英文日刊全国紙「中国日報(チャイナデイリー)」先月22日付報道によると、昨年死亡した15歳から34歳までの若者の中で、4分の1以上は自殺であることが分かった。この世代は、いわゆる「一人っ子政策」で生まれた若者たちで、多くは両親や祖父母から溺愛されて育つ。そのため、精神的に弱いことが指摘されており、現在の中国社会の急激な変化と競争の激しさに、大きなストレスを感じていると専門家は分析している。

中国心理衛生協会は、2006年における若年層の死亡者数は全体の26.04%と発表した。中国では毎年25万人が自殺し、200万人が自殺未遂を経験するという。

若者の孤独感

中国で自殺願望を抱く人の多くは若者である。14万人の高校生を対象とした調査の中で、約20%の学生は自殺を考えたことがあり、6・5%の学生は詳しい自殺計画を立てたことがあるという。

2002年以来、若者の自殺率は増加傾向にあり、彼らは、通常考え、計画し、そして実行に移す、という段階を踏むと考えられる。約半数の学生は過去1年で孤独を感じたことがあり、40%の学生は睡眠障害を経験しているという。

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