米人権団体、ヤフーを提訴
【大紀元日本4月28日】インターネットで民主・人権について言論した文章を発表し、中国政府に逮捕され、10年の刑を言い渡された北京ネット作家・王小寧氏の妻・兪陵さんはこのほど、法的援助を求め米国を訪ねた。兪さんは4月18日に米人権団体と北カリフォルニア州連邦地方裁判所に同行し、米大手検索エンジン企業ヤフーが、中国当局へ王氏の個人情報を提供した違法行為に対して提訴した。4月19日午後、瑜さんは市政府庁舎前で、記者会見を開いた。これに対して、ヤフー側は、同件が政治問題であるとし、外交による解決法を求めるべきであり、法律による解決ではないと主張した。
*個人情報を北京政府へ提供
王小寧氏の個人情報はヤフーによって北京政府に渡されたために逮捕された。王氏は、獄中で殴打および虐待を受けたことから、兪さんと同行した米国ヒューマン・ライツ世界組織(The World Organization for Human Rights USA)総裁のモートン・スカラー氏は、ヤフーは拷問等禁止条約に定められた犯罪を教唆したとして訴えた。
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