【漫画(MANGA)往来】スタンド・バイ~荒木飛呂彦~

【大紀元日本5月12日】人間は素晴しい能力を持っている。悪人も善人もそうでない人も潜在能力を開花させる鍵は、精神エネルギーを使う技術に習熟することである。それがすなわち、スタンドを成長させ操る能力なのである。精神エネルギーを心眼に映じるように物質化させ、それをスタンドとして自在に操る能力を持った登場人物たちが、荒木ワールドではストーリーの常連として跳梁跋扈する。

スタンドとは文字通り、守護霊のように人の傍らに立つモノ(形象化された実体)のことである。身の安全を守護し相手を攻撃する精神エネルギーが、本人の中から護法童子のように映像化されたキャラクターとして出現する。荒木飛呂彦ワールドでは、この超能力化した精神エネルギーの分身キャラクターを、スタンド・バイ・ミーという歌からの着想で、スタンドという命名がなされた。

何らかの契機を媒介にして、ある日突然にスタンド能力を身に付けると、キャラクターの立ち姿のポーズや視線の煌きが一変する。スタンドを心で見る事ができる才能を開花させた者が、「スタンド使い」と呼ばれる魂のソールジャーなのである。作者が繰り出す八百万(やおよろず)のアイデアの中から、限りなく創出されるスタンド能力のヴァラエティーの豊かさは、読者を魅力的に吸引して一驚させてきた。

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