中国江蘇省:太湖環境保護活動家、当局に連行・拷問
【大紀元日本6月2日】中国江蘇省南部に位置する全国第3大淡水湖の太湖は、このほど、汚染および生態問題が深刻化したことで注目されている。この背景として、さらに目を向けるべきことは、ここ数年間太湖の生態保護に尽力し、「太湖の護衛」と呼ばれている江蘇省環境保護活動家の呉立紅氏は、今年の4月に当局に連行され、未だに監禁されていることである。
*汚染問題提起で、地元政府と企業から恨みを買う
米国VOAによると、今年4月13日に地元当局に連行され、宜興市拘置所に勾留されている呉立紅氏は、これまでに、太湖など深刻な環境汚染になった数々の場所の写真を大量に撮影し、当局へ通報し続けた。さらに、汚染に関わる企業200社以上の調査にも関与した。
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