パキスタン:記録破りの異常気温、51℃で死亡12人

【大紀元日本6月12日】パキスタンは6月9日に記録破りの高温に見舞われ、12人の死者をもたらした。パキスタンの「新聞報」によると、9日の気温はそれまでの気温と一変して突然急上昇し、パキスタン東部のラホレ(Lahore)市では51℃までに達したという。この日の気温は1929年以来の最高気温であるという。突如の気温急上昇は、全国においてすでに死者12人をだした。

以下に掲載するのは、6月9日から11日まで、異常に上昇した気温の中でパキスタン・ラホレ市およびイスラーマーバード等地区の現場写真(写真はすべてArif Ali/AFP/Getty Images)。

暑気払いするために、河に飛び込む市民も目立った

氷に群がる人々

あまりの暑さで、町に出る人は殆んどいない

ラホレ地区のライオンも暑さに耐えられなくなった

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チョゴリザ山(Chogolisa)は中国とパキスタンの国境線です。海抜8611メートルあり、「K2」とも呼ばれ、世界で2番目に高い山です。山頂はピラミッドの形をしており、平均の斜度は45度と、非常に険しいです。
パキスタン南西部バルチスタン州に位置する港湾都市グワダルではこのほど、市民が中国当局の巨大経済圏構想「一帯一路」に抗議するためデモ活動を行ったことが報じられた。中国外務省の趙立堅氏は「フェイクニュースだ」と反論。
2017年、国境検問所で発生した激しい衝突により13人が死亡、80人が負傷する事態となった。この出来事により、現在は追放されたアフガニスタン政府とパキスタン政府との間で深刻な対立が起きた。
それ以来アフガニスタン政府は、この境界線が歴史的な伝統に反しており、法的にも違法であるため抗議を続けてきた