【中国のことわざ】苛政は虎よりも猛し

【大紀元日本6月16日】【苛政猛於虎 Kēzhèng měng yú hǔ】(苛政は虎よりも猛し)苛酷な政治は人を食い殺す虎よりも人民を苦しめるということ。→「苛政」は重税を課しては厳しく取り立て、あくどく徴兵を強いる悪政。人民にとって苛政はどんな猛獣よりも恐ろしいものだということ。

秩序の乱れた春秋戦国時代に、孔子は泰山(たいざん)のふもとを通った時、墓地の前で悲しげに泣く女に出会った。孔子は弟子にその理由を尋ねさせると女は言った。「さきに舅(しゅうと)が虎に殺され、つぎに夫がやられ、今度は息子がやられました」。「ではなぜこの土地を離れないのか」。「それはここには苛政がないからです」。これを聞いて、孔子は門弟たちに言った。「よく覚えておくがよい。人民たちにとって、苛政は虎よりも恐ろしいのだ」。

このような例は、現代においても数多くある。中国共産党は、政権樹立後、極めて不公平な戸籍制という制度を制定した。「農業従事者」と「非農業従事者」を強制区分し、一つの国家内に分裂と対立を生み出したのである。農民には医療保険も失業保険もなく、退職金(廃棄保障)も融資制度もない。農民は、中国で最も貧しい階層であるにもかかわらず、最も重い税金が課せられている。中国政府総理・温家宝が、2004年初めに出した「1号文件」(執行部による公文書)で、中国の農民、農業、農村は改革開廟xun_ネ来最も厳しい時期にあり、多くの農業従事者の収入は低迷、減少し、ますます貧しくなっており、都市部住民との収入格差は広がる一方であるということを明らかにした。しかし、具体的に有効な対策は未だ行われておらず、歯がゆさを感じる。

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