米国:中国製の汽車の玩具を回収
【大紀元日本6月16日】米国消費品安全委員会と玩具会社RC2は塗装に使用している塗料中に児童が中毒を起こす危険がある鉛が含まているとして中国製の汽車の玩具「トーマス」1500台を回収したことを通告した。
委員会のスポークスマン、スコット・ボブソン氏は、これは世界中を対象範囲とした初めての回収通告であり、RC2社が取り扱った1500台の木製の汽車の玩具に関するものであると説明した。
RC2社が声明を出した書面の中には2005年1月~2007年4月までに中国で生産された『Thomas&FriendsWoodenRailWay』の文字が書かれている木製の汽車の表面26ヶ所の塗料に鉛が含まれていたとあり、回収された製品は米国内で販売しているものの4%をしめていたという。また、同社は回収通告を出す前にこの塗料に含まれた鉛によって児童が中毒を起こしたという報告はなかったことを強調している。
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