中国山西省強制労働事件:炭鉱・レンガ工場経営者の父親は人大代表

【大紀元日本6月20日】児童や知的障害者を労働者として酷使し、虐待した山西省炭鉱・レンガ工場の経営者・王兵兵の父親が、、洪洞県において2回連続当選された人民大会代表の曹生村党支部書記・王東記であることがこのほど明らかになった。中国「蒲湘晨報」によると、事件発生後、王東記氏はすでに行方をくらましたという。

米VOAによると、河南・山西両省警察は、無許可経営レンガ工場および炭鉱に対し捜査を行い、すでに160人以上の容疑者を逮捕したという。また、山西省洪洞窟県黒レンガ工場事件で、指名手配された請負仕事の頭・衡庭漢容疑者は、6月17日に尋問のために同県まで護送され勾留されたという。

情報筋によると、河南・山西両省の警察は炭鉱・レンガ工場に対する一連の打ち抜き調査行動の中で、引き続き強制労働させられた労働者を救出しているという。

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