中国CO2排出量、昨年トップ米国を追い越す=オランダ政府系研究機関

【大紀元日本6月21日】オランダ政府系研究機関は6月19日、中国の二酸化炭素(CO2)排出量は、昨年トップの米国を追い越したことを明らかにした。

オランダの政府系研究機関である環境評価局(MNP)は「2006年、中国のCO2排出量は、米国より8%多かった」と発表した。一方、2005年の場合は、米国のCO2排出量は中国より2%が多かったという。この数値は同機構が、最近のエネルギー源とセメント生産の資料に基づいて算出されたものである。

環境評価局は、工業製造過程および石油、ガス、石炭など石油化学燃料を燃焼したことが、CO2排出の主な出所であると指摘した。中でもセメント生産が温室効果ガスを産出する主要な原因であると分析した。中国のセメント生産量は2006年、世界総生産量の44%を占めた。

環境評価局によると、中国における2006年のCO2排出量は、前年比9%の増加で、米国におけるCO2排出量は、前年比1・4%の増加であるという。

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