国際大手メーカーの中国進出、増える製品リコール
【大紀元日本6月24日】ソニーはリチウムイオンバッテリ製造ラインを中国江蘇省無錫に移転し、同省の生産拠点を拡大し、さらにソニー製品の大半の製造ラインを中国に移転した後、一連の製品リコールの悪夢に悩まされることになった。松下も同じ目に遭っている。
ガーナーのシンクタンクIMANIのブライト・サイモンズ(Bright B Simons)研究員が最近、アジア時報で発表した中国のコピー製品問題の裏にある要素を分析した論文で、ソニーのような国際大手企業にとって、中国への進出は、製品リコールとの間に、不思議な何らかの関連性があるようだと指摘した。
例えば、上述したソニー、松下のほか、キャノンも05年、イタリアのオリベッティとの長年の関係を断ち切り、日本工場生産の大部分を中国江蘇省に移動した。翌年、キャノンにとって史上初のリコール、14万台のコピー機を回収した。
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