キルギスタン政府、中国人スパイ逮捕を公表
【大紀元日本6月29日】キルギスタンの安全情報機関はこのほど、スパイ容疑で1人の中国人を逮捕した。同時に、ギルギス議会職員も逮捕された。逮捕された中国人は、駐キルギスタンの米軍基地の情報や、キルギスタン政権反対派の情報を収集していた疑いがあるという。専門家やメディア関係者は、近く開催される上海協力機構(Shanghai Co-operation Organisation、略称SCO)サミットを前に、中国当局がキルギスタンに巨額な援助を提供していることから、このような情勢において、キルギスタンが中国人スパイ容疑者を逮捕したことを公表するのは非常に不可解だとしている。
米国VOAの報道によると、キルギスタン国家安全委員会は数日前に、外国諜報機構の国内でのスパイ活動を阻止したと発表した。
6月19日、キルギスタン議会の女性職員が、外国スパイに機密情報を渡す際に、同国の安全情機関に中国人スパイ容疑者とともに現行犯逮捕された。 この容疑者は駐キルギスタンの米軍基地や、政府反対派、キルギスタンの憲法改正などの分野の情報を収集しようとしていたという。
関連記事
元米陸軍兵のドゥアン・ルオユーが、中共にHIMARSなどの軍事情報を提供した罪を認めた。量刑は2026年12月の予定
中国共産党の工作員が、米AI「Claude」を悪用して法輪功学習者やNTD、宗教指導者らを組織的に監視していたことがAnthropicの報告書で判明。AIの安全対策をすり抜け、大量の調査調書を作成していた実態に迫る
中共の情報収集が、工作員中心から企業、ドローン、サイバー空間を利用する「分散型」へと広がっている。米国で相次いで明らかになった事例と、防諜当局が警戒する新たな情報網の実態を追う
米下院外交委員会の小委員会が、米国内における外国勢力の影響工作をテーマに公聴会を開催。中国共産党やキューバ、イランに関連する活動、ネビル・ロイ・シンガム氏をめぐる資金ネットワークを議論する見通しだ
ルビオ米国務長官は9月10日、南米3カ国歴訪の最終地ペルーでフジモリ大統領と会談した。麻薬対策や移民、貿易に加え、中共による南米での影響力拡大への対抗姿勢を示した