中国副外相、米大統領選の関係者と極秘会談=米紙

【大紀元日本7月2日】最近、ワシントンを訪問した中国外交部の戴秉国・副外相が、ブッシュ政権の関係者と会談を行ったと米紙で報じられた。また、匿名の情報筋によると、6月19日、戴秉国・副外相が次期米国大統領選挙候補者の外交政策の幕僚らとも極秘会談した。その真意は、米国の外交政策の方向性を探り、対応策を講じるためという。ワシントン・ポスト紙の6月28日付報道で明らかになった。

ブッシュ大統領の元アジア政策顧問マイケル・グリーン氏は、「中国当局は米国国内政治に影響する要因を探り出そうと図っている。米国大統領の更迭は外交政策に影響をもたらすからだ」と評論した。

米中関係の専門家、作家のジェームス・マン(James Mann)氏は、もっと率直に指摘した。「中国当局は、大統領選候補者らの対中国政策を把握しようと急いでいる。目的は積極的な対応策を早めに講じること」という。

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