最新研究報告:座禅により局部大脳皮質の厚さが増加
【大紀元日本7月10日】米国の科学者の最新の研究によると、瞑想・座禅は精神的なリラックスをもたらすだけでなく、大脳の構造まで変化させうるという。
米国・マサチューセッツ州総合病院(Massachusetts General Hospital)のラザル(Sara Lazar)医師が指導した研究グループは、1年から30年の瞑想・座禅経験を有する者とそうでない者、各15人を対象として、それぞれの大脳の核磁気共鳴画像(MRI)を撮って比較した結果、瞑想・座禅の経験者グループは、非経験者グループより、前頭葉の大脳皮質と右側島の脳皮質の厚さが増加していることが分かった。
これらの部位の大脳皮質は、集中力と感知能力に強く関与しており、これまでの研究でも、有名な音楽家、スポーツ選手、言語学者のこれらの部位の大脳皮質の厚さは、一般の人より厚いことが報告されている。
関連記事
人工甘味料飲料も糖質飲料も、脂肪肝の発症リスクを高める可能性があることがヨーロッパの大規模研究で判明。毎日の飲み物の選択が肝臓の将来を左右します
痛みや不眠、ほてりまで処方が広がるガバペンチン。本当に万能薬なのか、それとも見過ごされがちなリスクがあるのか。急増の背景と最新研究から、その実像に迫ります。
しっかり寝ても取れない重だるさや頭のもやもや。その正体を中医学の「湿気」から読み解き、体を軽く整えるためのサインの見分け方と、今日からできる自然な対処法を紹介します。
高級ブランドよりも、静かな時間とプライバシーが富の象徴に。スーパー富豪たちの価値観は、いま大きく変わっています。見せびらかさない「本当の豊かさ」の正体に迫る一編です。
身近な卵が、実は脳や筋肉、目の健康まで支える完全栄養食だと知っていますか?最新研究と実用的なコツから、卵の本当の力と毎日の取り入れ方を分かりやすく紹介します。