英NGO刊行物、中国で閉鎖に

【大紀元日本7月15日】北京で発行している隔月刊英国NGO刊行物「チャイナ・ディベロップメント・ブリーフ(China Development Brief)」の創刊者ニーク・ヤン氏は7月11日、同刊行物の中国語版がすでに北京当局に閉鎖され、本人も国外へ追放される恐れがあると明らかにした。

「チャイナ・ディベロップメント・ブリーフ」は米フォード基金会および香港コミュニティの共同出資によって、中国非政府団体(NGO)の動きおよび発展について報道する専門誌であり、中国語版および英語版がある。英語版はすでに12年間にわたり発行されており、中国語版も8年間の発行を行っている。情報筋によると、今回は中国語版が閉鎖されたという。

1週間前に北京市の公安12人が同刊行物の編集部を訪ね、同誌の創刊者ヤン氏に対して、「権限を受けていない民間調査を行った」と譴責した。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。