文学サイト「中国当代詩歌論壇」が二度目の閉鎖

【大紀元日本7月16日】中国当局によるインターネットへの監視は、時事と政治性のサイトに限らない。文学の論壇も最近、再度強制閉鎖されている。プロバイダーによると、中国新聞弁公室の命令で、詩人・魯揚が主宰する「中国当代詩歌論壇」が閉鎖された。

博訊ネットによると、国内の詩人・魯揚氏が主宰する「中国当代詩歌論壇」とそのほかの2つの論壇が最近、再度強制閉鎖となった。ラジオ自由アジア(FRA)は7月12日、上海のインターネット接続サービスのプロバイダーを電話取材した。対応したスタッフは魯揚氏のサイトが閉鎖されたことを認め、理由について、「厳重な問題に触れている」「中国新聞弁公室が閉鎖を命じた。単純な理由ではないはず」としながらも、詳しい説明を避けた。また、このスタッフは、「国家の規定に違反するサイトは必ず閉鎖される」と話し、「国家の規定は、政治政策あるいは、国家政策を指している。例えば、反共産党、法輪功などの情報を発見した場合、例え、一つや、二つの書き込みだけでも、プロバイダーが必ず削除する。もし、このような書き込みが多い場合、サイトを閉鎖する」と説明した。

また、記者が魯揚氏への取材を試みたが、彼の電話はずっと不通だった。

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