中国四川省重慶市:暴雨により道路寸断
【大紀元日本7月16日】重慶市雲陽県南渓鎮衛星村の地滑り現場。バスの乗客が地滑り現場の道路の上を歩いて通っている。この山で続いている地滑りは交通の復旧と災害処理の難しさを増加させている。
6月23日、この地滑りの持続によって渝東地区の主幹道である渝バス路は断裂し、地滑り箇所の上部にある38戸、176名が緊急避難した。この地滑りは不安定で、沈下した道路は最も大きい所で2・5m、崩れてしまった路面は1km近くあり、修復は困難だという。また、重慶万州方面、奉節、巫山、宣昌へ向かうバスが道路を変更したため雲陽県南渓、桑坪、石門、双土、大陽の5郷鎮、15万の農村の住民は乗換をしなくてはならず、生産品と農業副産品の運送が困難で大変不便な思いをしているとのことだ。
6月の中旬頃、雲陽県では暴雨が続き、地滑りや土石流が140か所余りで発生。道路の損壊62か所、崩れた道路および地滑りした場所は45万平方キロメートル、家屋の倒壊1700戸余り、死者4名負傷者27名、直接経済損失は2億元近い。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。