米で中国製タイヤリコール問題、中国当局、品質問題なしと主張
【大紀元日本7月22日】米国運輸安全当局が中国製タイヤ45万本のリコールを決めた問題で、中国国家質量検査総局の政府関係者は、米に問題とされる同中国企業の製品は、米国基準に達していると反論した。
BBCの報道によると、中国の政府メディアは7月18日、国家質量検査総局検査司の王新・司長の発言を引用し、「米国側がタイヤのリコールを宣言した後、中国関連当局がメーカーの杭州中策橡胶有限公司(下略、中策公司)のタイヤを検査・測量した。品質問題はまったくない。中国が国外に輸出するタイヤは、全部現地の基準に従い、製造している」と発言した。
米国のタイヤ販売会社(FTS社=本部・米国ニュージャージー州)が6月11日、米政府機構・全国幹線道路交通安全管理局(NHTSA)に報告書を提出、同社が輸入した中策公司製造のトラックタイヤが安全問題を存在、走行中に、タイヤが破裂する危険性が高いと報告した。その後、NHTSAは、FTS社に対し、米国国内で販売済みの45万本の同品番のタイヤのリコールを命じた。
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