中国胡錦濤政権の難題、深刻化する貧富格差問題

【大紀元日本8月4日】中国当局が調和社会を構築すると宣言したが、直面している最も厳しい挑戦は、貧富の格差問題。この問題は、従来から中国社会の不安定をもたらした重要な原因となっている。様々な統計データと情報によれば、今、中国の貧困者はますます貧しくなり、金持ちはますます財を貯めている、問題は日々深刻になっている。

中国当局の機関紙「人民日報」ネットと「人民論壇」雑誌社は今年に、調査を行った。それによると、中国国内で96・5%のサラリーマンは給与水準に満足していない。73・5%の人は業界を独占する国有企業内部の給料格差が大きすぎるとみている。

ある関係者は、「業界を独占する国有企業の高層管理部幹部の給料は驚くほどの数字で、庶民の想像の限度を超えている。中国当局はその状況を阻止、相応な措置を取らないと、社会の発展には極めて不利になる、場合によっては、社会衝突を誘発する」と指摘。

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