中国ナショナル・チーム元選手「北京五輪は中共の邪悪な本質を隠す」、自由マラソンで呼び

【大紀元日本8月8日】中国バスケットボール・ナショナルチームの元選手陳凱氏(米国在住)は8月5日、米国人友人11人と一緒に特製の「オリンピック自由Tシャツ」を着用、ロサンゼルス市内で「オリンピック自由マラソン」を走行した。国際社会に、中国当局は、来年の北京五輪を利用して、中国人を苦しめてきた様々の罪悪と歴史を隠そうとしていると訴えた。

台湾メディア・中央社の報道によると、陳凱氏らは午前10時からロサンゼルスの中華街から出発、途中市内の主要道路を経由、正午頃、1984年ロサンゼルスオリンピックの競技場に到着。

陳凱氏は、「今回の『オリンピック自由マラソン』の目的は、自由を愛する人々の良識を喚起するためであり、中国共産党政権が、1936年にナチスが開いたベルリンオリンピックのように、邪悪な本質を隠そうとしていると説明した。

オリンピック自由マラソンを呼びかける陳氏(大紀元)

また、陳凱氏は全世界のスポーツ選手と関係者、スポーツ愛好者に向けて、「来年、中国へ行き、北京五輪に参加する際に、皆『オリンピック自由Tシャツ」を着用し、個人の良識と自由を崇拝する精神を表現するよう」と提案した。

「オリンピック自由Tシャツ」には、1989年の天安門で発生した大学生への虐殺事件の写真を載せており、中国語で『尊厳、自由、正義と真理』と書いている。

陳凱氏によると、多くの米国人がこのマラソン活動への参加を呼びかけるために、9月2日からサンフランシスコの中華街から出発、ゴールデンゲートブリッジまでに走行する計画。また、カナダのバンクーバーを三番目のマラソン走行の都市と選定したという。

陳凱氏の計画によれば、未来、この活動への支援をさらに多く得て、募金を多く集めれば、この「オリンピック自由マラソン」を全世界の主要都市までに拡大、国際社会に中国共産党の真の素顔を伝えて生きたいという。

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