北京五輪:深刻な大気汚染、選手に悪影響の懸念=IOC会長
【大紀元日本8月12日】開幕まであと1年を切った2008年北京五輪には、1万人の選手および数百万人の観客が一斉に集まると予測されている。しかし、北京の深刻な大気汚染は、すでに陸上競技または長時間を要する競技種目の選手たちのコンディション影響を与えると懸念し始めている。国際オリンピック委員会(IOC) のジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長はこのほど、北京市の空気が悪ければ、一部の種目は延期して行う可能性があると示唆した。
*深刻な北京の大気汚染
「クリスチャン・サイエンス・モニター」8日の報道によると、開催期間が3週間に及ぶ北京オリンピックは、中国民間ではもっとも縁起が良い2008年8月8日午後8時8分に開幕する。しかし、息詰まるような北京の大気汚染および夏季の変化しやすい天気で、五輪開幕に少なからず影響を与える可能性があるという。
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