ロ・中国境沿い、中共離脱希望の中国人相次ぐ
【大紀元日本8月13日】大紀元社説シリーズ「九評共産党(共産党についての九つの論評)」が引き起こした中国共産党に関連する組織から精神的に離脱する運動は、中国国内外で広がっている。人々はあらゆるルートを通じて「三退」(脱党、脱団、脱少先隊)の声明を出している。最近、中国と隣接している国境沿いのロシア極東地区で働く出稼ぎ中国人たちの間にも、「三退」の動きが活発化している。脱党メッセージが伝えられて5日間も経たないうちに、中国人160数人が脱党声明を出した。脱党支援活動に従事するロシア人協力者らは、脱党人数はこれからも継続的に増加するとの見解を示した。
ロシア・サンクトペテルブルグ市から、中国共産党関連組織から離脱する「三退」の情報を中国人に伝えているロシア人たちによると、「九評」および脱党する署名用紙を出稼ぎ中国人に紹介し渡したときに、中国人たちは慌てることなく、自ら求めてくる人もいるという。一方、大陸からの旅行団体のバスからも、場合によって団体の半数以上の中国人が「九評」を争うほど求められたという。ロシア人たちは、資料が無くなれば、その場でパソコンから「九評」の紹介映像を中国人に見せるという。
「九評」を中国人に紹介するロシア人たちは、自分たちが制作した「天滅中共(天は中共を滅ぼす)」の横断幕を掛けて、人目をひきつけるようにしているという。また、田舎を訪ねるときに、よく見える山の岩壁などに脱党メッセージを書き添えるという。一部の村では、脱党メッセージを読み終えると、かつて中共組織に加入していた中国人全員が脱党用紙に署名したという。また、中共に脅かされて強く制御されている地区でも、約30%の中
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