中国製玩具回収、 香港人オーナー自殺

【大紀元日本8月17日】中国メディアの報道によると、米国会社が量規準を超えるおもちゃを回収する事件に関連する広東省の工場オーナーは工場内で首をつって自殺した。

佛山利達おもちゃ有限会社の香港人オーナー張樹鴻さんは工場の倉庫で自殺した。 広東省広州市の地元紙「南方都市報」が報じた。

張樹鴻さんは先週の土曜日(8月11日)前後、佛山にある利達会社の支社三カ所を訪れたことがわかっており、遺体は南海分工場で発見された。

BBCによると、月曜日に佛山利達会社と香港利達実業有限会社総事務所に電話を掛けたが、佛山工場は誰も出ず、香港事務所の電話は繋いだが記者が身分を表明すると電話を切られた。

玩具に使用されているペンキの鉛量が規準を超えていたことから、利達会社は今月の初めにフィッシャープライスの親会社米国マテル社から、佛山で生産した96・7万個のフィッシャープライスブランドの玩具の回収を求められた。

回収事件の影響で中国国家品質検査総局は佛山利達会社の玩具の輸出をしばらく禁止すると公表した。

今回の回収および弁償により、利達会社は約3000万ドルの減益になる見込みである

国家品質検査総局の調査によると、利達会社の玩具が鉛量規準を超える直接の原因は、同社が使用した塗料が偽の無鉛塗料であったことを指摘している。

公安部門はすでに偽無鉛塗料の販売ルートの捜査に着手したという。

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