ドイツ元陸上世界記録保持者、人権聖火リレ-伝達大使に
【大紀元日本8月18日】アテネで点火されたグローバル人権聖火リレーは8月18日(現地時間)、ベルリンに到着する。前東ドイツの元陸上選手、女子4×100メートルリレーの世界記録保持者だったアイネス・ガイペル氏(現在、ベルリン芸術大学教授)がドイツの聖火伝達大使を務める。
ガイペル氏は8月15日、ベルリンで開かれた「グローバル人権聖火リレー」の記者会見で、「我々は、大勢の人が拷問・迫害を受けている国で、オリンピックを歓迎することができない。自由の中国でオリンピックを開催するのを望んでいる」と述べた。
オリンピックはスポーツの国際イベントだけでなく、巨大な経済利益をもたらす絶好なビジネスチャンスでもある。ガイペル氏は、「オリンピックの商業化により、関連の『市場販売促進機制』が形成された。このシステムは中国当局の宣伝機構と共謀して、歌や踊りが溢れる幸福な中国社会の幻像を、いかにも現実のように全世界に展示している。その目的は、中国での五輪開催は、殺人犯と手を組み、喜びを分かち合うのと等しいもので、現実を粉飾・隠ぺいするためのものだ」と指摘した。
関連記事
米誌「ニューズウィーク」最新号によると、中国国営企業は欧州連合(EU)の14の港を含めて、世界各地で約100の […]
独紙ハンデルスブラット27日付は、同国政府関係者の話として、ドイツ政府は公共安全への懸念から、中国の医療機器メ […]
EUの公共事業入札では、これまで中国企業がよく破格の安値で落札したが、EUの企業は中国の公共事業の入札に参加することが認められていない。EUはこのほど、この「不公平な状況」に対応する新規定を打ち出した。
中国がタイ海軍に販売するS26T潜水艦に、ドイツのMTUフリードリヒスハーフェン社(MTU Friedrichshafen GmbH)のディーゼル・エンジンを装備できないことがわかった。
[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は27日、連邦議会(下院)で演説し、国防費を国内総生産(GDP)比で2%以上へと大幅に引き上げる方針を表明した。ロシアによるウクライナ侵攻を受けた政策転換の一環。 ショルツ氏は「自由と民主主義を守るために、わが国の安全保障にもっと資金を投じなければならない」と述べた。 ショルツ氏によると、政府は2022年の予算から1000億ユーロを国防費に充