EU議会副議長、中国人権活動家と電話会談を公開
【大紀元日本8月19日】8月15日正午(ロンドン時間)、欧州議会のエドワード・マックミラン・スコット(Edward McMillan-Scott)副議長は駐ロンドン事務所にメディア関係者を招き、中国人権活動家・胡佳氏との40分にわたる国際電話の会談を公開した。スコット副議長は、西側政治要人として、メディア関係者が見守る中、中国の人権活動家と国際電話による会話の試みは初めてであると示し、今後もさらに多くの交流機会を期待し、影響力のある者だけではなく、草の根の一般民衆との直接対話を望むと語った。
*中共が五輪を歪曲した
中国人権状況が持続的悪化していることに鑑み、多くの人権団体、米議会および欧州連合(EU)を含む国際社会から、北京五輪をボイコットする声が上がっていることから、スコット副議長は8月9日にEUに対し、北京五輪ボイコット運動を討論すべきだとの提案を提出したと伝えた。これに対して、胡氏は、「オリンピックは、本来は中国人民の望みである。しかし、今は中国共産党(中共)に『拉致』され、中共の合法的道具に利用されていることから、すでに五輪精神を歪曲し、五輪名義を使って見掛けだけの社会調和を作り、国内外において、成功する輝かしいイメージを残そうとしている。この状況下、五輪名義にて数々の人権侵害をやめさせるように、中共に対して圧力をかけるべきだ。海外の圧力は非常に重要で、北京五輪ボイコットは、五輪を成功させるためのものであり、五輪のスポーツ精神を背離していないことを確認するためであり、真に中国人民の五輪にするためで、中共に冒涜される五輪になってはならないのだ」と強調した。
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