「年金、医療保険、エイズ」、中国が抱える三つの時限爆弾=米経済学者

【大紀元日本8月20日】中国の経済発展は21世紀の最も重要な出来事とされる中、米カリフォルニア大学オーウェン校商学部のノワール教授は最近出版した著書で、「この突出の過程において、中国は、世界のその他の国々と衝突するレールに乗ったが、中国国内の様々な対立問題の衝突の激しさは、外部とのの衝突を遥かに超える」との見方を示した。米国VOAが報じた。

中国国内の問題について、ノワール教授は著書『近い将来に勃発する中国の戦争』で、毛沢東の「星星之火、可以燎原」(微かな火花は、野原を燃えつくせる。すなわち、微小な勢力でも、後には強大な力になれる)を引用し、「毛沢東時代の微かな火花は、今や滝のように飛び落ちる火の球に変わった」との認識を示した。

_deng_小平が「富の構築は光栄なこと」というスローガンを打ち出した後、数十年の経済改革により、中国は世界経済の舞台に躍り出た。それについて、同教授は、中国の経済発展の過程において、受益したのは極少数の国民と指摘し、「2億人あまりの中国人は、経済発展の波に便乗できたかもしれない。この人数は確かに多い。しかし、中国には14億人近くの人口がある、そのほかの人たちの状況は完全に異なっている」と説明した。

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