中国を巡り、近づく日独=独専門家

【大紀元日本9月2日】(訂正:ポール氏の最後の発言)中国での訪問を終えた後、ドイツのメルケル首相が日本に向かって訪問を行った。8月29日、メルケル首相は安倍総理と東京で会談を行い、意見を交換した。独ラジオ「ドイチェ・ベレ」によると、ハンブルク大学の日本問題専門家のマンフレッド・ポール・ポール氏(Manfred Pohl)が、メルケル首相の訪日を巡る日独中関係について見解を述べた。

記者:メルケルが訪中時、北京で中国指導者と会談したが、日本人はこの会談の内容に関心をもっているかどうかをお伺いしたい。

ポール氏:もちろんそうだ。メルケルの訪中に関して、日本人は少し不満を抱えているのだ。なぜ不満抱えているかというと、訪問の順番は中国に行ってから日本に来るようになったからだ。このような順番に対して、日本政界の反応は積極的にならなくてもおかしくない、一方、日本とドイツの間に摩擦や論議になるものはほとんどなかった。慎重な言い方にすれば、両国ともに中国の発展に関心を持っている、気になっている。中国は影響力が大きい国になりうるので、東京とベルリンはこの点について疑惑をもっている、この点はメルケルと日本の指導者の会談で重点となり、この点に関して両国は利益の面で一致する。

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