中国:五輪ドーピング対策、養豚業者を指定・管理

【大紀元日本9月4日】中国は来年の北京五輪開催のために、豚肉の供給についても検討が始まった。香港「明報」によると、中国当局は、中国の五輪選手が、国内のホルモン剤添加剤入り飼料を与えられた豚肉を食してドーピング検査をクリアしない場合のことを懸念し、豚肉の供給先を特別に指定したという。

報道によると、中国の養豚業者は豚の成長を増進させるために、飼料の中に、ステロイド、塩酸塩を含んでいる人体に有害な筋肉増強剤など各種ホルモン剤や添加剤を飼料に加えているという。

スポーツ選手がこれらのホルモン剤や添加剤を含む豚肉を食することに連れて、体内のステロイドも増加し、深刻な場合はドーピング検査をクリアできなくなることもある。それ故、豚肉の品質を保証するために、中国当局は豚肉供給先を特別に指定し、豚の繁殖および成長状況を厳しく検査することにした。

それに対し、供給先は、五輪のために豚肉を供給することは「コストを惜しまない政治任務だ」と強調した。

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