コンゴ:原因不明の感染症、犠牲者の半数は子ども=WHO

【大紀元日本9月6日】世界保健機構(WHO)が8月31日に発表した情報によると、コンゴ民主共和国に、原因不明の感染症が高い死亡率で発生しており、主な症状は高熱、頭痛、下痢、激しい腹痛、嘔吐などがある。正確な患者の数や死亡者数はまだ確認されていないが、犠牲者の半数以上は10歳以下の子どもだという。

WHOは専門家を派遣し、同国保健機構の職員と一緒に、感染地域でサンプルを採取、分析を行なっている。現時点では、まだ、病気の原因は分かっていない。

WHOの年度報告書によると、世界中で新種の病気は年に1種類のペースで発生しており、それら新種の感染症は、抗生物質に耐性がある場合が多い。

統計資料によれば、それらのウイルスによる感染症の発生は、アフリカ大陸が最も多く、最近の3年間で、すでに228例が確認された。その他の地域では、西太平洋地域108例、東地中海地域89例、東南アジア81例、欧州78例、北米と中南米41例。

新種の感染症が短期間で世界に広がる危険性は、年々増えている。広がるルートとして、最も可能性が高いのは、空路利用者だと考えられている。現在、年間の航空機乗客人数は20億人に達している。

(翻訳・叶子)
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